おはようございます、ざわちゃみです。
突然ですが、皆さんにはありますか?
たびたび襲ってくる、仕事や日常生活における虚無感。
代わり映えのない日常を過ごしていると、ふとした拍子にこんな感情が押し寄せてきます。
「○○社長が、××億円をプレゼント!」
「この前、海外旅行に行ってきました!」
「フリーランスになってから、年収が10倍。仕事量は半分以下になりました!」
などなど・・・
自分が代わり映えのない毎日を過ごしている間に、ほかの人はバラ色の人生を歩んでいる(ように見える)のです。
当たり前に過ごす日常があること自体が幸せであるはずなのに、自分より楽しそうに幸せそうにしている人を見ると、まるで今の自分がダメになったような気分になってしまう。
そうなると、
ってとこまで、最悪落ち込んでしまう。
何故、人間の脳はそのような考え方になってしまうのか?
気になったので調べてみました。
人生の目標が見えなくなってしまった人、目標がない人、生き甲斐が見当たらない人に読んで頂き参考になれば幸いです。
快楽物質
人間や動物の脳は、欲望が満たされたときに報酬を司る神経系が活性化し、ドーパミンなどの快楽物質を分泌するそうです。
例えば、おいしいものを食べたり・SEXをしたり・よく寝たりといった人間の三大欲求を満たしたり、仕事で褒められる・好きな人から愛される・家族に愛されるといった場合にも快楽物質を分泌するそうです。
そして人間も動物もこの快楽物質を求めて、色々な行動を取るようになります。
例えば、仕事でもっと活躍したいから資格を取得しようとか、モテたいからダイエットしてみるとか、親に褒められたいから勉強を頑張ってみるとか。
このように、報酬(ご褒美)は人間のあらゆる行動のモチベーションを支えています。
言い換えると、この快楽物質という「ご褒美」なしに人間は何かに繰り返し打ち込んだりすることはできないのです。
そして、この快楽物質には中毒性がありますので、一度気持ち良いと脳が感じると何度何度も繰り返し求めてしまう性質があります。
自分たちが嬉しいと感じる事は脳も嬉しいと感じる、自分たちが気持ち良いと思うことは脳も気持ち良いと思ってるんですね。
また、脳の報酬を司る神経系は欲求が満たされた時だけではなく、報酬が「期待できる状態」でも快楽物質を分泌すると言われています。
例えば、片思いの子とメールのやり取りをしている時や、パチンコ屋さんで朝一並んでいるだけでも、報酬を司る神経系は刺激され快楽物質を分泌します。
「もしかしたら付き合えるかも」、「もしかしたら大勝出来るかも」、そんな報酬が「期待できる状態」言うなればワクワクドキドキ状態がそれにあたります。
脳は飽き性
また、脳は飽き性です。
変化の乏しい環境や、ある程度予想出来る状況が続くと、脳内の報酬を司る神経系は刺激されにくいのです。
また以前は刺激されていた事でも、何度も繰り返していくうちに慣れてしまい、そのうち刺激されなくなるということもあります。
例えば、毎日同じ時間に起きて同じ満員電車に乗って同じ会社に出社して同じ仕事をして同じ時間に帰って同じご飯を食べて同じ時間に寝る。
こんな生活を繰り返していると、報酬を司る神経系は刺激されにくく快楽物質も出にくくなってしまいます。
逆に、脳は変化の激しい環境や予測が難しい状況にいると、報酬を司る神経系が刺激され快楽物質を出しやすいということ。
さらに、自分の選択や行動によって結果が変わってくる場合は、さらに刺激や快感が高まります。
ではなぜ、脳は激しい変化やリスクを好むのでしょうか?
自然界の動物たちを見ればわかることですが、日々、身の危険を感じながら食料を探したり陣地を確保したりしなければならないのです。
一瞬の気の緩みが、命を落とすことになってしまうので、常に緊張感を保っていなければならない。
そこを乗り越えた先に快楽があるというご褒美を作ることにより、危険な状況でも自ら動けるようになる。
自然界で生き延びるために、脳がそのように適応させたのかもしれません。
過剰な刺激
じゃあ、変化の激しいリスクの高いことを求め続けたら、脳を司る神経系が刺激され続けて快楽物質が出続けるのではないか?
例えば、
「誰にも出来ないことをオレがやるんだ」
「なんでも買える大金持ちになるんだ」
「世界一になるんだ」
みたいなことを常に掲げ、刺激を与え続けようとする。
最初のうちは刺激があっていいのかもしれません。
しかし、そのうち達成できていない現実に向き合った時に、理想と現実のギャップを感じてしまうのです。
そうすると、今の生活や仕事がつまらないものに感じてしまい、突如として虚無感が襲ってくる。
「オレ何やってるんだろ」
「なんでこんな貧乏なんだろ」
「世界一ってなんだよ」
みたいな。
そのうち、人生の生き甲斐を模索したりし始めます。
目標がなくなってしまい、毎日ただただ時間が過ぎていく、ゲームや食などでストレスを発散しても一瞬で元通り。
何をしても、「つまんない」になってしまう。
快楽を求めるが故の強すぎる刺激と、それを抑えるために間違ったストレス解消をしてしまう。
例えば、お酒の量がどんどん増えていってしまう、食べる量がどんどん増えていってしまう、愚痴や不平不満をたくさん友達や同僚などにぶつけてしまう、など。
酷い人だと、違法薬物に手を出してしまったり、犯罪を犯してしまう人もいるかもしれません。
新しい刺激を与えることで、一時的にストレスは解消されるかもしれません。
しかしその分、新しいストレスを生み出すことになってしまうのです。
ストレス解消法
ストレスというのは殆どが「自分の思い通りに行かない事」が原因で溜まるものです。
自分の思い通りに物事が進む人ほど、ストレスは感じにくいはずです。
先ほどのように、快楽を求めるあまり過剰な刺激を得ようとして、上手くいかなかった場合はストレスが溜まります。
そこで溜まったストレスを発散するために、別の違った刺激を求め快楽物質を出そうとする。
ストレスの無限ループに引っかかってしまう恐れもあるのです。
また、他人の不幸を喜んだり自分よりツイテいない人を見つけて、自分を何とか保とうとする人も居ます。
他人を無理やりにでも自分より下だと意識することによって、優位性を保とうとするのです。
例えば、お金持ちの方が「いや~、昨日キャバクラ行って200万使っちゃったよ」なんて言ったとします。
すると、「そのうち痛い目見るぜ、この人」とか「絶対にいい死に方しないだろうな」とか、起こってもいない(起こりそうもない)事を勝手に考えて、自分を優位に保とうとする。
その行為には何の価値もないのに・・・
でも、そうしないとストレスが溜まってしまうので、脳が自然とそういった発想になってしまうのです。
では、どうしたら本質的なストレス解消になるのでしょうか?
一説によると、体感的な満足を味わうことが良いとされています。
頭の中で心地良いと思うよりも、体で心地良いと思えることをする。
頭の中で刺激を作り出すのではなく、五感や感覚をしっかりと感じて刺激を受ける。
例えば、ご飯を食べるとき。
テレビを見ながら携帯を見ながら何気なく食べるのではなく、よく見てよく味わって集中して食べてみる。
例えば、帰り道。
イヤホンして音楽を聴いたり携帯をいじりながらあるくのではなく、街並みを見ながらゆっくりと歩いてみる。1駅手前で降りて歩いてみる。
例えば、運動。
まったく運動しない人であれば散歩でも良いと思います。ジョギングをする際なども出来れば音楽などを聴かずに自然の音も楽しみましょう。
一見すると、刺激がないのでストレス解消には繋がりにくそうですが、心地良い安らぎを感じることが出来ます。
刺激が弱いので中毒性も少なく、脳がさらに求めてくることも少ない。
そうなると、自然と本質的なストレスをスーッと浄化してくれるんです。
経営者や年収層の高い人になればなるほど、ジムに通ったり運動している人が多い傾向にあります。
これは、仕事で抱えるストレスを運動によって上手く浄化している。
その結果、仕事でのストレスを軽減し、良い成果に繋げているのかもしれません。
逆に、ストレスの発散を刺激によって解消しようとする人ほど、いつまでたっても本質のストレスが解消されずに、モヤモヤしてしまうのかもしれませんね。
要するに、ストレス解消に必要なのは刺激ではなく安らぎなんですね。
刺激でフタをするのではなく、安らぎで浄化するのが一番なんですね。
究極の安らぎは何もしないこと。
一日のどこかでボーっとする時間を作ってみては如何でしょうか?
総括
というわけで、ある程度脳の仕組みを理解したら、脳が気持ち良いと感じることを実践し、時にはゆっくりと脳を休ませることを心掛けましょう。
そうやって、自分の幸福論を見つめなおし、他人に影響されない自分が気持ち良いと思える人生目標を設定し、達成に向けて人生を全うする。
あくまでも、自分の人生は自分の人生です。
他人に左右されて決める必要はありません。
他人に認められる為に目標設定する必要はありません。
自分を信じて♪
自分を愛して♪
自分を可愛がって♪
毎日を楽しく過ごしていきましょう!
No.1よりあなたのONLY ONEになりたいざわちゃみです☆
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☆ただのサラリーマンが一つの夢を掴みました☆
私ざわちゃみが漫画の主人公になったアルティメット課長!!
パニック7ゴールドにて再連載目指し中!!